アフィリエイトである程度収益が出てくると、今度は作業を円滑に進めるために外注化という選択肢が生まれます。
もちろん、最初から外注を導入するという選択肢もあります。
特に、サラリーマンをしながらアフィリエイトで稼ぎたいと思っている人は、自分以外の人間でも出来る作業は任せてしまい、自分にしかできない作業に集中するという考え方は大事です。
そこで、今回は僕が知りうる限りの外注の仕方を徹底的に網羅していきたいと思います。
もしも、あなたが作業する時間はなく、外注にお手伝いしてもらいたいと考えているなら、この記事は参考になると思います。
外注化のメリットとデメリットを把握しよう
まずは、外注化のメリットとデメリットを把握しておきましょう。
- 自分で記事を書く量が格段に減る
- 一番やりたい作業に集中できる
- 経営者としての目線が身につく
- 自分の苦手なジャンルにも参入できる
- 自分が書くよりも良い記事が上がってくる(場合もある)
外注化することで、一番のメリットは「自分で記事を書かなくてよくなる」ことだと思います。
もちろん、大事な記事は自分で書いたりしますが、集客用の記事やボリュームを足すための記事であれば、基本的に誰が書いても同じ結果になることは多いです。
また、外注とは言え、人を雇うわけですから、経営者目線が養われます。
これも大きなメリットで、僕は外注スタッフを導入することで、ビジネスに対する責任感が大きくなりました。
また、募集方法を工夫すれば、自分が苦手なジャンルの記事を書くのが得意なライターを捕まえることもできるので、これまで敬遠してきた苦手ジャンルにも参入することができるようになったのも、外注化のメリットだと思います。
しかし、外注化にはデメリットもあります。
- 外注スタッフには良し悪しがある
- 突然、音信不通になる人が多い
- 外注費(コスト)がかかる
- 教育に時間がかかる(場合がある)で
- ノウハウを盗まれるリスクがある
- コピペ記事を納品してくるやつもいる
外注スタッフの募集には「ランサーズ」「クラウドワークス」「@SOHO」などといったクラウドソーシングを利用するのですが、基本的に対面で会うことはないので、どんな人間かがわかりにくいです。
まあ、リアルビジネスでもそうだと思いますが、外注スタッフには「当たり」と「はずれ」がいます。
僕も、何度も経験していますが、外注ライターの中には、突然音信不通になる人は結構多いです。
それに、そもそも記事を書く能力が極端に低いライターさんもいます。
そういう人に当たると、教育をイチからしないといけないので、かなり手間がかかります。
それに、ランサーズやクラウドワークスに登録している人の中には、アフィリエイターも潜んでいます。
そういう人は、アフィリエイトのノウハウを盗むだけ盗んで、ドロンする可能性もゼロではありませんので、これも注意が必要です。
あとは、当然ですが外注費がかかるので、これもデメリットと言えばそうかもしれません。
そして、一番厄介なのがコピペ記事の納品です。
僕がはじめて外注スタッフを雇ったときも、コピペ記事を納品され、それに気づかず記事をアップして、サイトが吹っ飛んだ経験があります。
まあ、でもきちんとコピペチェックをしていなかった自分が悪いと思います。
このように、外注スタッフ導入にはデメリットもあります。
デメリットを補う準備は大事
デメリットの部分を聞くと、外注化に躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、デメリット部分はきちんと対処すればトラブルは防げます。
このときに、効果を発揮してくれるのが「契約書」です。
クラウドワークスやランサーズは、業者が仲介しているのでトラブルはあまりありませんが、@SOHOのような直接やり取りをするタイプのマッチングサイトを使う場合は、契約書は必須です。
僕は、司法書士に目を通してもらった正式な業務委託契約書を作り、外注スタッフと契約するときは必ずサインをしてもらっています。
これをするだけでも、かなりの抑止力につながります。
外注化にかかる費用
次に、外注化にかかる費用についてをお話しておきます。
これは、正直ピンきりです。
安い単価で書いてくれるライターなら、1記事300円とかでも書いてくれますし、記事の質を追求すれば1記事1000円~10000円とかになる場合もあります。
また、今はライター業が盛んになってきたので、全体的な単価も高騰しています。
一昔前なら1記事100円とかが当たり前でしたが、今はコンテンツの質をGoogleが重視していることもあり、量産記事よりも1記事の質を見たほうがいいです。
なるべくコストを抑えて外注化したいからと、1記事当たりの単価が安いライターを追い求めてしまうと、結局上位表示できない低品質な記事が納品され、余計なコストがかかるという恐れもあります。
ただ、これを回避するための良い方法があります。
それは、単価の安いライターを地道に教育していくという方法です。
例えば、最初は1記事当たり300円で書いてくれるライターと契約し、そのライターを成長させるという方法ですね。
これが出来れば、単価は安く質の高い記事の納品が可能になります。
そのためには、当然あなた自身がライターを育てる必要はあります。
コストを抑えた外注化ならクラウドソーシング
では、ここからは具体的にどこで外注ライターを募集すればいいかです。
なるべくコストを抑えて外注化をしたい人におすすめなのは、クラウドソーシングサービスを使う方法です。その中でもアツいサービスを紹介します。
ちなみに、クラウドソーシングサービスはライターと直接のやり取り(メールやチャットワーク)ができません。
おすすめ!シュフティ
僕は、今までいろいろなクラウドソーシングサービスを利用してきましたが、その中で最もおすすめしたいのが「シュフティ」です。
理由は、登録者に主婦が多いところです。
この後紹介する「ランサーズ」や「クラウドワークス」も良いのですが、ライターの質が安定しないというデメリットがあります。
その点、シュフティは専業主婦をしているライターが多く在籍しているので、突然辞めてしまうライターが少ない印象です。
また、女性向け案件をやるときは、記事を書く人間も女性の方が反応が良い記事が仕上がることが多いので、女性向け案件に取り組んでいて外注化したいならシュフティです。
ランサーズ
次におすすめなのが、ランサーズかなと思います。
ランサーズのいいところは、登録者数がずば抜けて多いところですかね。
クラウドワークス
次がクラウドワークス。
まあ、一番ベタなヤツです。
クラウドソーシングサービスは正直どこでもいい
外注化する上で、クラウドソーシングサービスをどこを使おうか悩む人も多いかもしれませんが、正直どこも大差はありません。
なので、悩むくらいならどこか適当に使ってみて、使いやすいかどうかで判断すればいいと思います。
コンビニに行くときに、ローソンに行くかセブンイレブンに行くかどっちにしよ~って悩むくらい時間のムダな感じですね。
個人的におすすめなのは@SOHO
シュフティやランサーズ、クラウドワークスは、ライターと直接やり取りすることが禁止されています。
その分、トラブルが少ないというメリットがありますが(その分手数料は取られる)、僕はライターと密な関係を作りたいと思っているので、@SOHOをよく利用しています。
@SOHOは仲介手数料も取られないし、ライターと直接やり取りが出来る分、教育が楽になります。
もし、手数料を払うのが馬鹿馬鹿しい、ライターと直接やり取りをして長期的な付き合いがしたいなら@SOHOはおすすめです。
ただ、いずれにしても質の高い記事を書いてもらおうと思えば、マニュアル化してそのマニュアルを外注スタッフに渡す必要はあります。
マニュアル一式を作ってしまえば楽ですが、それができない人が多いのも事実。
その後の教育次第で記事の質が全然違うからね!
外注とのやり取りが面倒な人はこれ!
これまで紹介してきたクラウドソーシングサービスや@SOHOは、外注スタッフとあなた自身のやり取りが必要になります。
これが正直面倒くさいという人には、丸投げ式の記事作成サービスがおすすめです。
この丸投げ式の記事作成サービスには様々なメリットがあります。
クラウドソーシング系 | 丸投げ式 | |
ライターの選定 | 自分で探す必要がある | 業者が代行 |
ライターとのやり取り | 自分でする必要がある | 業者が代行 |
スケジュール管理 | 自分でする必要がある | 業者が代行 |
コピペチェック | 自分でする必要がある | 業者が代行 |
記事の校正 | 自分でする必要がある | 業者が代行 |
修正の指示 | 自分でする必要がある | 業者が代行 |
SEOライティング | 自分でチェックする必要がある | 業者が代行 |
ライターの教育 | 自分でする必要がある | 業者が代行 |
ランサーズやクラウドワークスなどは、自分でライターを探して、自分で教育して、記事の構成の指示、修正の指示を出さなければなりません。
また、せっかく育てた外注スタッフが突然辞めてしまうと、またイチから募集をかけて教育していかなければならないのですが、丸投げ式ならそれらの心配もすべて外注化できます。
その分単価は上がりますが、その面倒を考えると丸投げ式の方が安心感とクオリティは比べ物になりません。
以前は、丸投げ式に依頼したときの記事のクオリティが問題視されていましたが、今は自分でライターを探すよりも遥かに質の高い記事が納品されるようになってきました。
その理由は、アフィリエイターが増えたことで、需要が増え、記事作成サービス側もコストを掛けれるようになったからだと思います。
また、今は品質の高い記事を納品しなければ、Googleから嫌われてしまうので、記事作成サービス側も品質の高い記事を納品しなければ事業が成り立たないからです。
なので、サービス側もSEOのプロを導入して、SEOライティングが出来る体制を整えているんですね。
おすすめはここ!「サグーワークス」
丸投げ式で一番記事の質が高かったのがサグーワークスかなと思います。
何度か、ペラサイトの商標記事を依頼しましたが、良い確立で上位表示にも成功しています。
オンライン発注でも、割と細かい指示が出せるので使っていて不便もありません。
一度、きっちりとした指示を出せば、質の高い記事が上がってくるので、あとはそれを多少リライトしてアップして上位表示するのを待つだけです。
僕の場合は、中古ドメインを使ってやるのですが、まずは狙うジャンルを決めてその商品やユーザーの悩みを徹底的にリサーチしてから、記事を発注。
記事が納品されるまでの間に、仮記事をその中古ドメインにぶっこんで、インデックスさせ、記事が納品されたらコンテンツを差し替えるというやり方をしています。
中古ドメインを使ってやるときは、だいたいこんな感じです。
Shinobiライティングもいい感じ!
Shinobiライティングもだんだんと記事の品質が高くなってるように思います。
2年くらい前は使い物にならない記事が納品されていましたが、リベンジしたらかなりいい記事が上がってきました。
やはり、年々ライターの質が向上しているのは間違いないかと思います。
僕の場合は、サテライトサイトを作るときはShinobiライティングを使い、メインサイトはサグーワークスを使ったりしています。
まあ、兎にも角にも一度サービスを使ってみて判断するしかないですね。
例えばこんなやり方もある
ここまでは、記事の外注方法でした。
アフィリエイトをする上で、一番時間が取られるのが記事作成なので、これができてしまえばかなり時間を作ることができます。
例えば、毎日記事の作成に2時間かかっていたなら、丸々2時間を別の作業に当てることができます。
ただ、納品された記事をサイトにアップロードするという作業は残ります。
これさえも、外注化したいという人は、シュフティやクラウドワークスなどで記事をアップロードしてくれる外注さんを探すという手もあります。
ただ、これにも教育は必須です。
基本的には、サグーワークスなどで上がってきた原稿のチェック、修正とアップロードを外注するイメージですね。
なので、アップロードを任せる人とは、スカイプなどで面接をして、この人なら任せられる!という人を選別しなければなりません。
あとは、WordPressが使えるかどうか、シリウスを持っていない場合はシリウスのライセンスを買ってあげて、外注さんに渡してあげなければならないですね。
これで、フル外注が出来るのではないでしょうか。
まとめ
アフィリエイトで100万以上稼ごうと思うと、やっぱり外注化は必要になってきます。
もちろん、時間はたくさんある、作業もいくらでもできるって人は一人でも100万以上稼ぐことはできると思います。
でも、どこかで効率化をしないと体力も持たないし、モチベーションも下がってしまいます。
任せることができるところは、人に任せるという選択は間違いではありません。
外注の仕方は大きく分けて2つです。
外注スタッフを自分で探して、自分で教育するスタイルと、それすらも丸投げして記事を作成してもらうかです。
ただ、外注化ばかりに目がいってしまい、肝心の「ユーザーの役に立つコンテンツ」の部分を疎かにしてしまうと本末転倒なので注意が必要です。
外注をするときに、最も気をつけなければならないのは、「外注の獲得」ではなく「外注の教育」であること、そして品質の高い記事を納品してもらうことです。
でも、突然辞められるとかなり凹む!