アフィリエイトを勉強していくと、色々なところで「リサーチが大事」と聞くと思います。
それは本当です。
なぜ、人は検索エンジンを使うのか?を考えればそんなことは当たり前に理解できることなんですが、アフィリエイターとしてサイトを作っているとそんなことを忘れてしまいます。
アフィリエイトで成果が伸びない人は、「この商品を売るためにサイトを作ろう」としがちですが、それでは売れるサイトにはなりません。
なぜなら、ユーザーはあなたの売上げに貢献するために検索エンジンを使っているわけじゃないからです。
ユーザーは、自分の悩みを解消するために検索エンジンを使っているということを決して忘れてはならないのです。←ここ死ぬほど大事。
そのためには、アフィリサイトを作る前に、まずはユーザーが何に悩んいでいるのか?どんな情報を求めているのか?をリサーチすることが大切です。
今回は、ブログを書く前のリサーチ方法のコツなんかをお届けします。
なぜ、ブログを書く前にリサーチをするのか?
SEOでアクセスを集めるためには、ユーザーの悩みを把握しておかなければなりません。
なぜなら、ユーザーは検索をしてあなたのブログやサイトに訪問してくるからです。
例えば、こんなクエリがあります。
女性 薄毛
あなたは、この検索クエリだけでそのユーザーの悩みを完璧に言い当てることができますか?
このクエリを見るだけでは、そのユーザーが何に悩んでいるかはわかりにくいですよね。
予想することはできますが、すべてのユーザーを満足させるのは至難の業です。
「女性 薄毛」と検索する人は、
- 薄毛の原因を知りたいのか
- 薄毛を予防する食べ物を知りたいのか
- 薄毛を予防する育毛剤を探しているのか
- 薄毛を治す薬を探しているのか
- 薄毛を治すためにクリニックを探しているのか
- 薄毛を治すシャンプーを探しているのか
- 薄毛がバレないウィッグを探しているのか
- 薄毛にも似合う服装を探しているのか
- などなど(まだありそう)
と言った、様々な検索意図があると考えられます。
そもそも、もうすでに薄毛の状態なのか、薄毛になる前の予防策を探しているのかでも、コンテンツは大きく変わってきますよね。
これだと、ユーザーのニーズがバラバラなので、読者に刺さるコンテンツを作るには相当な戦略が必要になってきます。(できないわけじゃない、と言っておこう。)
それなのに、多くの人は「女性 薄毛」と検索する人は、「薄毛に有効な育毛剤を探しているに違いない」と、わけのわからない自分勝手な解釈で育毛剤をゴリ押ししちゃってるんですね。
なんて自分目線なんだ!
今の検索エンジンは、キーワードに対して網羅的な記事を検索結果の上位に表示する傾向にありますので、アフィリサイトを作るのにこのような「ぼやけたクエリ」はあまりおすすめではありません。
さて、ここで心当たりのある人はでてくるはずです。
なんとなくこのキーワードよさげじゃね?と、安易にキーワードを決めてしまい、結局何が言いたいのかわからないサイトを作っていませんか?
こうならないためにもリサーチは大事なんです。
商品開発者の想いをリサーチ
アフィリエイトする商品が決まったら、まずはその商品を徹底的にリサーチします。
そして、紹介する商品の開発者、もしくは販売者を自分に憑依させましょう。
その商品を作った人には、その人なりの想いがあるはずです。
まずは、それを自分の中に落とし込む作業が必要です。
- この商品は何のために開発されたものなのか
- この商品は誰のために開発されたものなのか
- この商品の開発者の理念とは
当たり前のことですが、商品の販売者や開発者には理念があります。
「なんとなくこんな商品作ってみたよ」ではなく「こんな人を救いたい」という想いがあるはずです。なかったらその商品はアフィリしないことです。
まずは、そこをリサーチしましょう。
そして、アフィリサイトを作るなら、その商品の販売者の気持ちになって作り込んでいきましょう。
ユーザーニーズをリサーチ
開発者の想いのリサーチが終わったら、次はその商品を欲しているユーザーの気持ちをリサーチします。
ここでも、その商品が必要であろうユーザーを自分に憑依させます。
ダイエットサプリをアフィリエイトするなら、ダイエットをしなければならないと思っている人の気持ちを理解してあげることが大切です。
もちろん、ダイエットをする理由は1つではないので、様々な角度からユーザーニーズを掘り下げていき、あなたがアフィリする商品がぴったりな人物像を作り上げていきます。
こうすることで、ペルソナも決まってきます。
商品自体をリサーチ
僕は、毎回アフィリする商品が決まったら、必ずその商品を使い倒します。
使い倒すことで、その商品のメリットとデメリットが浮かび上がってくるからです。
自分で使えない場合は、身近な人に使ってもらうのもありです。
薄毛に悩んでいる友人がいれば、その友人に「良さそうな育毛剤あるんだけどモニターになってくんない?」とお願いして3ヶ月程度使ってもらうとかです。
こうすることで、その友人に許可を得て、頭皮の写真を取らせてもらうとか、感想(口コミ)をもらうとかできるので、非常に価値の高い生のコンテンツを作ることができます。
こういうところで差別化ができるとライバルを大きく突き放すことができますよね。
専門的なメカニズムをリサーチ
商品のリサーチが終わったら、次はメカニズムのリサーチをします。
例えば、育毛剤を紹介するサイトを作るなら、その育毛剤の成分などを調べて、その成分がなぜ育毛に有効なのか?ということを調べたりします。
もっと深掘りすれば、「なぜ、人は薄毛になるのか?」などを科学的に解説できるくらいの情報収集をしておくと良いでしょう。
アフィリエイトブログでありがちなのが、商品を適当に紹介して終わり、みたいなコンテンツです。でも、それで読者は納得するでしょうか?
その根拠を提示するためには、専門的な知識を入れておくことが大切です。
アフィリエイトサイトで成約率の高いサイトは「読者を納得させるコンテンツ」です。
でも、多くのアフィリサイトは「読者を無理やり説得するコンテンツ」になりがちです。
読者が「なるほど!だから効果があるのね!」と納得するようなコンテンツ作りを目指すためには、専門的な情報をリサーチすることが大切です。
キーワードのリサーチ
ここまでしっかりとリサーチができていれば、だいたい狙うべきキーワードも見えてきます。
そのキーワードを関連キーワード取得ツールで拡張していきます。
ほとんどの人は、先に関連キーワード取得ツールを使いがちですが、リサーチをしっかりしてからキーワードを整理していく方が頭の中もすっきりします。
また、リサーチができていることで検索意図も見えてきます。
ライバルサイトのリサーチ
狙うキーワードが決まったら、次にライバルサイトをリサーチしていきます。
ライバルサイトを見るときは、上位10~20サイトの
- 上位表示しているタイトル
- 文字数の平均
- 見出しの構成
- 中古ドメインは多いかどうか
- 今、上位表示しているサイトよりも良いコンテンツが作れるか
などを見ていきます。
稼げない人は、ライバルサイトの文章をリライトしただけのアホみたいなサイトを作りがちですが、そんなことをしても意味はありません。
ライバルサイトをリサーチする目的は、ライバルサイトがどんなコンテンツを作っているかであり、パクるためではありません。
ライバルサイトよりも良いコンテンツを作るためのリサーチです。
結局、同じキーワードで上位を狙うわけですから、内容はどうしても似てきます。
それは仕方がありませんが、今上位表示しているサイトを蹴落として自分のサイトを上位表示させるためには、ライバルサイトよりも良いコンテンツを作り込まなければなりません。
なので、最も見るべきところは、上位表示しているサイトが見落としている点です。
キーワードに対して、ライバルサイトがきちんと網羅的に記事を書いているか?を見ていき、足りない所を補っていく感じですね。
まとめ
アフィリエイトをするなら「徹底リサーチをしよう」と言われます。
稼いでいるアフィリエイターは、このくらいのリサーチは必ずしています。
リサーチはしすぎて損をするということは絶対にありませんから、ぜひリサーチを疎かにしていたという方はこの記事を参考にやってみてください。
徹底リサーチの「徹底」の意味をよく考えて、妥協せずに読者が満足するコンテンツを作っていきましょう!