ブログを運営しているけどなかなかアクセスが集まらない。
そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
アクセスが集まらないということは、狙っているキーワードが悪い、もしくは検索順位が低い可能性が高いのですが、それに気づかず放置している人は少なくありません。
リライトはSEOに非常に効果的です。
ブログ記事は、一度書いてそのまま放置していてもアクセスは集まりにくいんです。
必ず、定期的なメンテナンスが必要です。
これは、ダイエット女子が痩身サロンに一回だけ行って「痩せねーじゃねーか!」とキレてる感じと似てますね。
ということで、今回はブログのリライトテクニックと順位が上がるかどうかの検証、そしてリライト時の注意点などを解説していきます!
もし、あなたがブログにもっとアクセスを集めたいとお考えなら、過去記事をリライトしてブラッシュアップしていきましょう。
百聞は一見にしかず!検証結果をみてみよう
僕も定期的に過去記事をリライトしています。
そして、順位が上がっているのを確認しているのでこれは間違いないです。
やっぱ定期的な記事のリライトは必要。更新してないサイトで試しにリライトしたら徐々に順位上がってきた。時間はちょっとかかるけどやるとやらないでは結果がこんだけ違うなら迷わずやれよ。やれば道が開ける。 pic.twitter.com/XeBmVYOkVK
— アラタツ@SEOアフィ (@ara_chanman) 2018年7月15日
これは一例ですが、やはりリライトをした過去記事は順位が上がるという結果が出ています。
だったらやるべき(ΦωΦ)
ですよね。
リライト作業というものは初心者の人ほど数多くしなければなりません。
しかし、アフィリエイトの初心者は、そのことを知ってか知らずか、知っていたとしても重要性に気づいていないのかほとんど手を付けようとしません。
野球の初心者に「ホームラン打ってこい」と言って百発百中で打てますかね?
打てないですよね。まぐれはあるかもしれませんが。
ブログ記事も同じで、一発で当たり記事(上位表示できる記事)を作るのはなかなか難しいんです。
ペラサイトの量産をして数撃ちゃ当たる作戦をするならいつかは当たるかもしれませんが、それはそれで量産しなければならないので数が必要です。
それなら、腰を据えて記事数が30~100記事くらいあるサイトを構築していく方が伸びしろがあるってもんです。
そんで、記事数がある程度溜まってきたら、過去記事の順位を検索順位チェックツールで確認。
そこから、伸び悩んでいる記事のテコ入れをしていくことで、サイト全体のドメインパワーを上げていくべきなんですよね。
ブログのリライトを失敗すると順位が下がるのか?
あなたは、もしかしたら「リライトをすると順位が下がるのが怖いからできない」と思っていませんか?
確かに、間違ったリライトをしてしまうと順位が下がってしまう可能性はゼロではないと思いますが、僕がこれまで色々な記事をリライトしてきて順位が下がってしまったケースはあまりありません。
また、大掛かりなリライト(全面書き直し)は失敗するリスクが高いので、部分的なリライトから始めるといいと思います。
タイトルだけリライトするだけで順位が上がるの?と思われるかもしれませんが、僕は何度もタイトル変更だけで順位が上がっていることを確認しています。
ですので、失敗が怖い方は部分的なリライトから始めてみましょう。
- 記事タイトルを見直す
- 冒頭分に結論を書くなどしてキーワードの出現率を上げる
- 見出しごとにリライトをする
このように、部分的なリライトであれば大幅に順位が下がってしまうというリスクも減らせます。
いずれにしても、順位が停滞していて検索順位が上がらないと記事が機能しないなら、思い切ってリライトを検討してみるといいと思います。
リライトをするタイミングっていつなん?
一般的に、リライトするタイミングは記事を書いてから3~6ヶ月くらい経過したら頃合いと言われていますが、僕は俯瞰で記事を読んで、改善点が見つかった段階で即やるべきだと思っています。
ただ、これはドメインパワーも影響するので、一概にこうとはいえない問題です。
最近は特に、新規で立ち上げたサイトでも驚くべき早さでインデックスされ、速攻で検索1位を獲得することも可能です。
これは、僕が7月の頭に公開したクライアントのホームページですが、すでに狙っているキーワードで1位表示を実現しています。
このように、キーワードによってはブログ(サイト)を公開して1ヶ月も経たないうちに上位を獲得することが可能です。
これはつまり、バックリンクやドメインパワーがなくても、検索意図を満たした質の高いコンテンツを提供していれば、パツンと上げることができるということなんですね。
ということで、リライトするタイミングというのは基本的にはない!と言えると思います。
ただ、一つの基準として持っておくべき指標を教えます。
- 新規(中古)ドメインを取得する
- サイトの外観をデザインする(テンプレ可)
- 検索順位チェックツールを導入
- 記事を30~50記事書きまくる
- 3ヶ月くらいたった頃の順位を確認
- 順位が上がってこない記事のリライト←ここね。
つまり、リライトのタイミングは3ヶ月頃からでいいと思います。
ちなみに、SEOアフィリをやってるのに順位チェックをしないのは愚の骨頂だと僕は思ってますので必ずやりましょう。
順位チェックツールのおすすめは、GRCかコンパスなので、入れてない人は即入れておきましょう。
ブログをリライトする際の注意点
アフィリエイト初心者の方は、ブログのリライトはまだ意識していないかもしれませんが、上でお伝えしたようにリライトのタイミングは改善点に気づいたらすぐにやるべきだと僕は思っています。
ただ、リライトの際に気をつけておきたい注意点があります。
それは、どの記事からリライトをしていくか?です。
僕のおすすめにはなりますが、リライトの対象になる順位は検索結果の2ページ目あたりにいる記事がおすすめです。
例えば、これは僕が管理しているサイトの検索順位のキャプチャですが、リライトを検討するのは赤枠で囲ったような11位~20位くらいにいる記事を目安にすることが多いです。
これが30~100位くらいにいる記事をリライトしても、経験上あまり順位に変化は見られません。むしろ、放って置いても勝手に上がってきてくれることが多いです。
しかし、11~20位くらいの記事は何ヶ月も停滞して順位が上がりきらないケースが多く、その場合はリライトをしていくことで順位アップを目指せます。
また、リライトをしたあとは必ずサーチコンソールの「URL検査」からGoogleに通知しておきましょう。
そうすることで、クローラーがすぐに回ってきて、うまくいけばものの5分で順位が上がるということもあります。
あなたの検索順位が上がらない原因はこれだ!
では、ここから具体的なリライトの方法を解説していこうと思います。
その前に、まずどうして自分が書いた記事が上位表示してこないかの原因を理解が必要です。
大体、キーワードを意識していれば検索結果の2~3ページ目までは放っておいても上がってくるものですが、それ以上順位が上がらないってことは何かしらの原因があるはずです。
まず、大前提のこれを覚えておいてください。
ってことです。
簡単に言えば、順位が上がらないのはコンテンツがしょぼいからなんですね。でも、それじゃあわかりにくいでしょうから、その原因を書き出してみました。
- 情報が古い
- 読み手が知りたい情報が書かれていない
- 読み手が知りたい情報がわかりにくい
- 日本語がおかしい
- 誤字脱字が多い
- 内容が薄っぺらくて読む気になれない
- 関連キーワードを網羅できていない
- 共起語が含まれていない
- 周辺情報の的がハズレている
- 面白くない
- ライバルサイトと言ってることがほぼ同じ
- 画像や表など視覚的なわかりやすさがない
- スマホ対策ができていない
- ページの表示速度が遅すぎる
- などなど…
まだ、探っていけば他にも原因はありそうですが、大体主要なところは書き出せたと思います。
つまり、上記のポイントを意識してリライトができればライバルサイトを抜くことができるということです。
過去記事をリライトする具体的なポイントを教えよう
- サーチコンソールでリライト対象記事を探す
- 上位10~20サイトの共起語・周辺情報をチェック
- ユーザーが求めている情報を再考察
- 読みやすさ・わかりやすさを追求して記事をリライトする
- 見出しに関連キーワードや共起語を含める
- ライバルサイトに書いてない一次情報を含める
①サーチコンソールでリライト対象記事を探す
ブログ記事のリライト作業に必須とも言えるのがサーチコンソールです。
もし、登録してないなら今すぐ登録してデータを蓄積することをおすすめします。これは、中古ドメインだろうがサテライトサイトだろうが、運営しているサイトは全部登録するべきだと思います。
サーチコンソールの登録が終わっていて、ある程度データがたまると「検索アナリティクス」というレポートを開くと、様々なデータを見ることができます。
ここで見るべきポイントは「表示回数」と「掲載順位」です。
そして、掲載順位が10~29位くらいの記事を探し、その中で表示回数が多い記事をどんどんピックアップしていきます。
それがリライト対象記事です。
なぜ、そのような記事を選ぶのかですが、掲載順位が低くて(10~29位)表示回数が多いということは、順位が上がればもっと表示回数が増えるということです。
つまり、アクセスが集まりやすい記事から重点的にリライトしていけば、少ない労力でブログを強化できるからです。
ちなみに、じゃあ表示回数はいくつくらい?という疑問が生まれると思いますが、これは人によって表示回数が違うので、自分のサーチコンソールを眺めて比較的多いものを選べばOKです。
リライト対象記事が見つかったら、次にサーチコンソールの検索パフォーマンスのページにある「新規」をクリックします。
そこにリライト対象記事のURLを入力してみます。
URLを入力して「適用」をクリックします。
すると、その記事がヒットしているキーワードが出てきます。
これを表示回数順に並べ替えて、順位が低いキーワードの検索ニーズをコンテンツに追加するのも有効です。
②上位10~20サイトの共起語・周辺情報をチェック
リライトする記事が決まったら、次はそのキーワードで上位表示しているライバルサイトがどのようなコンテンツを作っていて、どのような共起語を使っているかをリサーチしていきます。
当然ですが、上位表示しているページには上位表示している理由があります。
それを探っていく作業です。
つまり、ライバルサイトは「順位が上がらない原因」を少なからず、あなたよりは満たしているわけですから、自分のコンテンツには何が足りないのか?をここで調査していきます。
ライバルはどんな構成にしているか、冒頭文では何を問題提起しているか、記事のゴールはどこに向かっているかなど隅々までリサーチします。
そして、客観的に読んでいて分かりづらいところはないかも見ていきます。
そうすることで、そこをわかりやすく自分の記事で表現できれば勝てるポイントが見つかるはずです。
そうして集めた情報はマインドマップなどにまとめると頭の中がすっきりします。
また、共起語検索ツールなどを使うと効率よく必要な情報を収集できるので、ぜひ使ってみてください。
③ユーザーが求めている情報を再考察
次に、集めた共起語や周辺情報から、ユーザーが求めているコンテンツを考えます。
この検索キーワードでたどり着いた人が、何を知りたくて、どんな情報を教えてあげれば喜んでくれるだろうという視点でコンテンツを構築していきます。
アフィリエイトブログを作っているとやりがちなのが、記事を書くことが目的になってしまうことです。それをやると、絶対にアクセスが集まるブログにはなりません。
じゃあ、何を目的に記事を書くのかというと「ユーザーの質問に回答する」ってことを目的にしないといけないんですね。
なので、ブログで書く内容もユーザーの悩みや質問に回答できているか、がとても重要になってきます。
結構、ここがずれている人が多いです。
例えば、僕はこんな経験をしたことがあります。
インフルエンザにかかったある日、トイレ(大の方)にいきたくなり便器に座っていました。でも、いくら気張っても全然でません。
まじで、出るのは確定してるんだけど全然でない。
「これは、ふんづまりだ!」と確信しました。なぜならもうお尻の穴の出口までう○ちは来てるのだから。
もうパンツを履き直してトイレから出ることもできない状況でした。
でも、そいつは石のように硬くて全く出ない。ウォシュレット当てても全然だめ。
そんなこんなで一時間くらいふんづまりと格闘していると、貧血のような感じになりぶっ倒れそうになりました。
これはやばい!と思って、持っていたスマホで
「ふんづまり 今すぐ」と検索したんです。
そしたら、出てくる情報が「耳ヨガ」とか「食べ物」の話だったんですね。
まあ、この場合かなり特殊な状況なので、難しいのかもしれないですが、「ふんづまり 今すぐ」って検索してるんだから、もっと即効性のある情報をくれよって思ったわけです。
一応、教えられた通りに耳ヨガしましたけどね。まあ、効かないですよね。
その時、僕はこう思いました。
Googleクソだな!(ΦωΦ)
そして、次の瞬間「あ、このキーワードお宝だな。」と思いました(笑)
何が言いたいかというと、ユーザーの検索意図を満たしていない限り、いくら情報が正確だとしても、それは質の高いコンテンツとは呼べないということです。
つまり、キーワードからユーザーの検索背景を予測し、それにぴったり回答するコンテンツ作りをしていきましょうということです。
④読みやすさ・わかりやすさ・面白さを追求する
読みやすさ、わかりやすさはSEOにおいても非常に重要です。
特に、冒頭文(リード文)が面白くないとユーザーは一瞬で離脱していきますので気をつけていきたいところです。
なぜなら、WEBは基本上から読んでいくものですので、出だしでコケてしまうともう取り返しがつかないからです。
やりがちなのが、記事の冒頭でまったく関係ない世間話を始めちゃうとかですね。
また、冒頭部分でユーザーが離脱するということは、滞在時間が短いってことです。
通常、5000文字程度の記事なら最後まで読まれると大体2~5分くらいは滞在しているはずが、冒頭文で離脱されることで10秒とかで離脱されることになりますよね。
そうなると、Googleは滞在時間も収集しているのでこんな風に思うわけです。
このように、続きを読みたいと思われない記事を作ってしまうと、知らず知らずのうちにGoogleからの評価が下がってしまい検索順位も上がらないわけです。
また、上位表示させるためには文字数をたくさん入れた、ムダに文字数が多い記事をリライトするときは、ムダな文章をばっさりカットするのも有効です。
だらだらと何を言っているかわからない部分をすっきりさせることで、読みやすくなりますし検索意図も合ってきます。
⑤見出しに関連キーワードや共起語(ユーザーニーズ)を含める
最近は、WordPressで作ったブログにはほとんど目次が入っていると思います。
これはプラグインでできるのですが、これが結構SEOに効いています。
例えば、上図はあふぃりごとの「新規サイトでインデックスが遅いときに速くする8つの手段」という記事を「インデックス 遅い」と検索したときの画像ですが、ディスクリプションの下に見出しがリンクされているのがわかります。
見出しに関連キーワードや共起語を含めることで、Googleにこのページがインデックスが遅いときの対処法の記事だよと伝えることができている事例です。
また、こちらは「【お宝発掘】ライバルの少ないキーワードの探し方を詳しく教えちゃおう」という記事ですが、記事タイトルに「弱い」というキーワードが入っておらず、文章内の見出しに「弱い」が入っていることで上位表示している事例です。
このように、見出しに関連キーワードや共起語を入れることで、Googleにその記事がなんの記事なのか、またどのようなキーワードで上位表示させるべきかが伝わります。
なんとなく適当に見出しを作っている人は必ず見出しに周辺キーワードを含めていきましょう。
⑥ライバルサイトに書いてない一次情報を含める
ブログをリライトするときは、必ずライバルサイトでは得られないオリジナルの情報を載せることを意識していきましょう。
Googleは一次情報を好みます。
これは、Googleのウェブマスター向けガイドラインでも言われているので間違いありません。
Googleの基本方針ではこのように言っています。
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
このことから、Googleがライバルサイトの内容を見ながら、語尾やニュアンスを変えただけの単なるリライト記事を嫌っていることがわかりますよね。
ってことですね。
まとめ
いかがでしたか?
ブログ記事のリライト作業は正直面倒な作業です。でも、これらのポイントを抑えておけばリライト効果も高くなると思います。
面倒な作業を繰り返せる人ほど、アフィリエイトでもアドセンスでも収益化できる記事を作れるんだと思います。
大事なことは、
- キーワードはタイトルに含まれているか
- その記事はユーザーの質問に対する回答ができているか
- ユーザーの質問を解消したあと、次に気になる情報まで網羅できているか
- 冒頭文で離脱されない工夫はできているか
- 記事の情報は最新の情報か
- 関連キーワード・共起語まで網羅できているか
- ムダな情報は含まれていないか
- わかりやすく・読みやすく・面白いコンテンツか
です。