サイトを新規で立ち上げたけど、なかなかインデックスされない、インデックスが妙に遅いと感じたことはないでしょうか?
僕は、アフィリエイトブログやサイトを頻繁に立ち上げるのですが、インデックスが早いサイトと遅いサイトが出てきます。
なぜ、インデックスが早いサイトと遅いサイトに分かれるかを考えると、初期SEOの段階でサボっていたサイトはインデックスが遅く、しっかりと対策をしていたサイトは早かったことに気づきました。
そこで、僕がやっているインデックス促進方法を備忘録的に書いておこうと思います。
サーチコンソールの登録は必須
インデックスが遅い現象は、基本的には時間が解決してくれることが多いです。しかし、サイトを新しく立ち上げたのに、検索エンジンに認識されないのは寂しいですよね。
早くインデックスさせて、検索結果に表示させるためには、まずはサーチコンソールに登録してみましょう。それだけでも違います。
それ以外のインデックス促進方法は以下です。
外部リンクを取得する
すでにインデックスされている別のサイトからリンクを送ると、クローラーが巡回しやすくなるのでインデックス速度も上がります。
すでに、新規サイトと同ジャンルのサテライトサイトを持っているのであれば、そのサイトから新規サイトにリンクを流してやるとSEO効果も得られます。
しかし、まだ初心者の方でサテライトサイトを持っていない、ジャンルが違いすぎてリンクを当てるのに躊躇してしまう場合は、ブログランキングなどに登録するのも1つの方法です。
それに、ブログランキングで上位になれれば、そこからのアクセスも期待できますし、ページランクが見れなくなる前は、ブログランキングの1ページ目はページランクが3とか2だったと思いますので、単純に被リンク効果も得られます。
インデックスしてる別ページからの内部リンク
外部リンクに過剰に拒否反応を示す人は、すでにインデックスされている別ページから内部リンクを貼るのも有効です。
理由は、基本的に外部リンクと同じで、クローラーが巡回しているページから内部リンクを貼れば、そこからクローラーが巡回してきてくれるからです。
最近は内部リンクの方がリンク効果が高いような気もするので、これだけでも十分効果的です。
SNSで記事を投稿する
サイトを新規で立ち上げたら、それ専用のTwitterとFacebookページを開設して、記事を更新したらSNSで投稿するようにしています。
最近は、初期SEOの段階からSNSを使うと割りと効果があるんじゃないかな~と思っていますが、どの程度影響しているかは定かではありません。
SNS経由でサイトにアクセスが来るので、それがきっかけでシェアされたりすれば儲けもんです。
スタートダッシュは大事(更新頻度)
新規サイトはどうしてもGoogleからの評価が低いため、クローラーの巡回頻度が低いです。
それを解消するには、記事の更新頻度を早めるのが効果的です。それに、Googleは頻繁に更新されているサイトを好みますので、毎日1記事でもいいので更新を続けましょう。
特に、立ち上げ当初はなるべく更新をして、ある程度記事が充実してくると、月に1回の更新でもすぐにインデックスされるサイトが出来上がります。
以前、ドメインを取得してWordPressをインストールしたサイトをしばらく放置して(2ヶ月くらい)、そこから記事を書いたことがあるのですが、そのサイトは特にインデックスが遅かったように思います。
逆に、気合いを入れて作ったサイト(1日で2~3記事更新)は、立ち上げ当初からインデックスが早く、上位表示も早く達成できました。
なんでもかんでも記事を入れればいいというわけではありませんが、スタートダッシュは大事だと思います。
ライバルの少ない(且つ需要のある)キーワードで記事を書く
すでに、ライバルが多くて競合しているキーワードで記事を書くよりも、ライバルが少ないキーワードで記事を作成した方が体感的にインデックスが速くなると感じています。
もちろん、そのキーワードが検索されるキーワードであることが条件ですが、インデックスが遅いと感じるときはニッチなキーワードで記事を書き溜めて、トップページにパワーを送るようにしています。
いわゆるロングテールキーワードを探し出し、細かいアクセスを集めてアクセス数を増やしていくのは常套手段だと思います。
WordPressならPuSHPressがおすすめ
WordPressには、PubSubHubbub(パブサブハブバブ)という機能を持ったプラグインがあります。
PubSubHubbubは記事を更新したら瞬時にインデックスを促すシステムです。このプラグインのメリットは、コピー記事に負けない記事を作れるところです。
例えば、あまりないかもしれませんが、インデックスが遅いページがインデックスの早いサイトにコピーされてしまうパターンを防ぐことができます。
Googleはインデックスが早いページをオリジナルとみなす可能性もありますので、せっかく作った記事をコピペでパクられ、インデックスが遅いが故にあなたの記事をコピー記事にされてしまうこともあります。
このプラグインはインストールだけで設定も特にないので、入れておいて損はなしです。
サイトマップを送信する
サーチコンソールに登録したら、必ずサイトマップを作成して送信します。
WordPressならAll in One SEO PackやGoogle XML Sitemapsなどのプラグインを使ってサイトマップを作ります。
シリウスの場合は、サイトオプションの「サイトマップページの生成」を「生成する」にしておきます。
サイトマップを作成したら、サーチコンソールへログインして、サイトマップを送信します。
サイトマップを送信する理由は、Googleに対してそのサイトにはどのようなページがあるのかを伝えて、クローラーというGoogleのロボットが巡回しやすいようにするためです。
Fetch as Googleを使う
そして、これまでの対策を凌駕する機能がサーチコンソールのFetch as Googleです。
この機能は、URLを入力して取得ボタンを押すだけでほぼリアルタイムでクローラーを呼び込むことができます。
使い方は、簡単で、サーチコンソールにログインして「Fetch as Google」を開きます。
トップドメインURLの後ろのURLを入力して、「取得」ボタンをクリックします。
次に「インデックス登録をリクエスト」をクリックすれば完了です。
PCとモバイルを選択できますが、基本的にはPCでOKだと思います。
Googleには自分のサイトがどのように見えているかを確認したい場合は、「取得してレンダリング」をクリックします。
また、プレビューを確認することもできます。
GooglebotではどのようにWEBサイトが見えているかがわかります。
あまりにも不自然に表示が崩れている場合は、問題が生じているケースがありますので、CSSやJavaScriptがブロックされているようなら修正する必要があります。
インデックスを確認する方法
自分のサイトがインデックスされているかを確認するには、Googleの検索窓に「site:http://自分のURL」を入力して検索します。
このサイトの場合は「site:https://affiligoto.com/」と入力することで確認することができます。
ツールを使う場合は「SEOちぇき!」が便利です。URLを入力するだけでインデックス数を見ることができます。
最後に
これらの対策をしたからといって100%インデックスが速くなるかというと、そうではありませんが、やらないよりかは格段に良いと思います。
すべてをやる必要があるわけでもありませんが、インデックスが遅いな~と思った時は上記の方法を試してみてください。
また、以前はPING送信が有効と言われていましたが、今はほとんど効果がないように思います。
やらないよりかはやった方がいいという感じですが、もしも今回ご紹介した方法でもインデックスが早まらない場合は試してみてください。