きっと、あなたはこう思っているはずです。
アフィリエイトをする上で、レビュー記事というのは切っても切れない、水と魚のような関係。
でも、初心者アフィリエイターにとって、このレビュー記事は比較的前半に訪れる大きめの壁です。どう書けばいいのかわからず、パソコンの前で唸っている人も多いハズ。
そこで、
- レビュー記事ってどう書けばいいの?
- どんなことを書けばいいの?
- ある程度の「型」があれば書きやすいな
という方のために、商品レビュー記事の書き方をできる限りわかりやすく解説してみようと思います。
レビュー記事の本質をまず知っておこう
そもそも、レビューの意味を理解しているでしょうか?
かなと思います。
ここで「ん?」と思う人もいるかもしれません。
と。そうではないんです。
アフィリエイトする商品のレビュー記事とは、ざっくり簡単に言えば「あなた自身の口コミ記事」と考えるとわかりやすいと思います。
つまり、あなたが商品を売るための記事ではありません。←これ結構大事。
なので、売り込みをする必要はないんですね。
その商品を実際に使ってみて、どうだったか?良いものか、悪いものかをユーザーに丁寧に教えてあげる感覚ですね。
ですので、まずはあなたがしっかりとその商品を使い込んでみるってことがとても重要なポイントとなります。
ちなみに、先日僕もレビュー記事を書きました。こちらも参考にしながら読んでいくといいかもしれません。
レビュー記事を書く前の準備
- 商品を決める
- 商品を仕入れる
- 商品を鬼ほど使い込む
- キーワードのリサーチ
- ライバルサイトのリサーチ
- その商品が誰におすすめかを考える
その前に、この記事もあわせて読んでおくと理解が深まると思います。
【補足】レビュー記事で狙うキーワードとターゲット
レビュー記事と言ってるくらいなので、大抵の人は狙うべきキーワードは理解していると思いますが、一応説明しておきます。
当然、レビュー記事を書いたらその記事にユーザーを集客しないといけませんから、検索結果でヒットさせるキーワードを決めなければなりません。
ターゲットは必然的に、その商品のレビュー記事を探している人になりますので、主に狙うべきキーワードは
- 商品名+口コミ
- 商品名+レビュー
- 商品名+使ってみた
- 商品名+体験談
- 商品名+感想
- 商品名+本当
- 商品名+嘘
- 商品名+効果
- …etc
などのような、その商品を使ってみようかな?でも、本当に後悔しないかな?と不安に思っているユーザーが対象となります。
このことからも、ターゲットにするべきユーザー層は「その商品をほしいと思っているけど、まだ決心が付いていない人(口コミに納得すれば買おうと思っている人)」になりますよね。
間違えちゃいけないのは「もうその商品を買おうと決意している人」「商品をそもそも知らない人」は対象じゃないってところ。
冒頭文は死ぬほど大事(例文あり)
では、ここから具体的なレッスンに入っていきます。
まずは、冒頭文の書き方です。ここが鬼ほど重要なので間違えないように気をつけましょう。
では、より具体的に説明するために、ここでは「プロアクティブ」という商品のレビュー記事の冒頭文の見本を作ってみます。
2つのパターンを作るので、違いを見比べてみてください。
学生時代、誰もが一度は悩んだことのあるニキビ。
あなたは、ニキビを予防、改善したいと思っていませんか?
ニキビって本当にイヤですよね。白ニキビでも、赤ニキビでも、黒ニキビでも、ニキビが顔にできているだけで不潔そうなイメージを持たれるし、何より見た目が悪い!
でも、そんなの自分でコントロールできない!このニキビを今すぐなんとかしたい!と思っていませんか?
その気持ち、私にもよくわかります。
私も、ニキビに本当に悩まされてきました。でも、今はニキビに悩まず、毎日笑顔で過ごしています。
このページでは、ニキビに悩んでいるあなたに、正しい洗顔方法や、おすすめの洗顔料、スキンケアを出し惜しみなく、すべてお伝えします!
この記事を読んで、正しいニキビケアをして、一刻も早く笑顔を取り戻してくださいね!
ニキビケア商品14年連続売上No.1として、CMもバンバン流しているプロアクティブ。
でも、その口コミは良いものもあれば、悪いものもありますよね。
ニキビをなんとかしたいと本気で悩んでいるからプロアクティブを使ってみたい、でもあなたは、本気で悩んでいるからこそ慎重になっているのではないでしょうか?
その気持ち、私にもわかります。
なぜなら、私自身もこれまで多くのニキビケア商品を使ってきて、そのほとんどの商品が私の悩みを解消してくれるものではありませんでした。
そんな私ですが、もう5年前からプロアクティブを使い続けています。
このページでは、今まで様々なニキビケア商品で失敗してきた私が、なぜ、プロアクティブを5年も使い続けているのか、その理由をお伝えします。
もし、あなたが私と同じようにニキビを本気でなんとかしたいと思っているなら、最後まで読んでみてくださいね!
いかがでしょうか?
あなたは、この2つの冒頭文の違いに気づけましたか?一見すると、どちらもまあまあ書けてるように見えますが、この2つの冒頭文では、決定的に違うところがあります。
パターンAの冒頭文は、「ニキビを治したい人」をターゲティングした冒頭文にしましたが、パターンBは「プロアクティブ」の口コミを知りたいという人をターゲティングしてみました。
このターゲットの違いがレビュー記事ではとても大事なポイントになります。
もちろん、パターンAでも記事中にプロアクティブの口コミを差し込めば、プロアクティブの口コミ風の記事は仕上がると思いますが、実はこれでは上位表示すらしないし、離脱率が上がる可能性があります。
その理由は、
- 冒頭文にキーワードが含まれていない
- 冒頭文で、その記事がプロアクティブの口コミ記事だとわからない
からです。
【補足】レビュー記事で狙うキーワードとターゲットでお伝えしたように、ターゲットにするべきユーザー層は「その商品をほしいと思っているけど、まだ決心が付いていない人(口コミに納得すれば買おうと思っている人)」ですので、パターンAのような冒頭文では、ユーザーに刺さらないわけですね。
また、この冒頭文でターゲットがブレてしまうと、その後に続く文章もズレてしまう可能性が高く、結局何を伝えたい記事なのかがわからない記事になってしまう可能性が高いです。
ですので、冒頭文を書くときは必ず「誰に向けて書くのか」を明確にしてから書き始めましょう。
ユーザーが何に悩んでいるのか再認識させる
冒頭文で、ユーザーにその記事が「自分が探している記事だ」ときちんと伝えることができたら、次はユーザーに気づきを与えます。
実は、検索ユーザー自身も自分が何に悩んでいるのかを理解してないことは多いです。
これを、あなたが文字にして伝えることで、ユーザーはそのレビュー記事に惹き込まれていきます。
例えば、「ニキビに悩んでいませんか?」だけではなく、もっと細かい悩みをあぶり出していく感じです。
- 顔を触ったときに凸凹する感じがイヤじゃないですか?
- ニキビのせいで人とうまく話せないなんてことありませんか?
- 鏡をみたときニキビがあるとガッカリしませんか?
- ニキビさえなければ学校に楽しく行けると思いませんか?
- ニキビがなければ自分に自信を持てると思いませんか?
- ニキビさえなければマスクを手放せると思いませんか?
- ニキビさえ…etc
のように、今度は商品のことではなく、ユーザーが本質的に悩んでいることを書き出していきます。
そうすることで、この商品を使えば、私の悩みを解消できるかも!と期待を持たせることもできますよね。
ユーザーが共感できるあなた自身のストーリー
次に、あなた自身の体験談を書き出していきます。
商品を使う前はどんな生活をしていたか、そして使おうと思った理由、使ってみて実際どうなったか、などを生々しく書いていく感じです。
これも具体的に書いていくとユーザーが共感してくれます。
これを書き出すことで、どんどんユーザーはあなたの記事に親近感を持ってくれ、成約がどんどん近づいていきます。
ここで、よく初心者の方は商品のスペックについて書きまくるというミスをしてしまいますので、気をつけていきましょう。
なぜなら、商品のレビュー記事を探している人は、商品スペックはもう知っているからです。
スペックを知った上で、本当に効果があるのか?を探しているので、ここでスペックを上から目線で語られると、
と離脱されてしまいます。
レビュー記事で伝えなくてはならないことは、「それを使うとどうなる(れる)のか?」です。
メリットだけでなくベネフィットを伝える
これも、初心者の方がやりがちですが、ユーザーは商品のメリットが欲しくて買うわけではありません。ので、必ずメリットだけでなく、ベネフィットを伝えましょう。
これは、あなた自身のストーリーの中で書いてもOKです。
例えば、プロアクティブのメリットは、
- 毛穴の汚れが落ちる
- 肌が潤う
- 返金保証がある
などですが、ユーザーはこういうメリットには反応してくれません。むしろ、
と思っていることすらあります。なぜなら、そういう商品だから。
もちろん、情報としてメリット、デメリットを伝えることも必要かもしれませんが、ユーザーに刺さるレビュー記事に仕上げるためには、ベネフィットの方が重要です。
- プロアクティブを使ってニキビが治れば、写真を撮られるのが恥ずかしくなくなる
- プロアクティブを使ってニキビが治れば、マスクをせずに学校に行ける
- プロアクティブを使ってニキビが治れば、笑顔に自信が持てる
のような感じです。
他の人の口コミをまとめるのも効果的
例えば、Amazonや楽天、@コスメなどの口コミを引用するのもありです。
他にも、TwitterやInstagramを記事に埋め込むのも効果的です。
さらに、芸能人などの有名人の声はユーザーに響きやすいです。(※使い方には注意)
ただ、人の口コミの引用は単なる二次情報でしかないので、それよりもあなた自身の口コミをわかりやすく伝えていくことを意識したほうが有益です。
こんな人にこの商品はおすすめです
そして、記事の最後付近には、
- こんな人におすすめです。
- でも、こんな人にはおすすめではありません。
の項目を作っておくのも効果的です。
「こんな人におすすめ」だけよりも「こんな人にはおすすめではありません」もきちんと書くことでよりユーザーに刺さるようになります。
と振るいにかけることができれば、じゃあ試してみようという気持ちにさせることができるテクニックですね。
アフィリリンクの位置はテストあるのみ!
そして、アフィリエイトリンクの位置はどこがいいかですが、これに正解はありません。
基本的には、最後に一つだけ設置しておいても構わないですが、冒頭文の下に設置するのもありだったりします。
ただ、アフィリリンクが多すぎると、今度は売り込み臭くなる場合もあるますし、これはテストです。
どこに置くのが一番売れるかをある程度のスパンでテストしていくしかありません。
また、商品によってアフィリリンクの位置がどこがいいかも変わってくるので、やはり正解はないとしか言えません。
画像はいくらあってもいいぞよ
当然、商品レビュー記事なので、自分がその商品を使っている画像をふんだんに入れていきましょう。
ありがちなのは、
- 商品が届いたところから開封までを写真に撮る。
- 商品の大きさ
- 中身がどうなっているか
- パッケージ
- 使用感
- ベネフィットが伝わる笑顔の写真
などを画像でユーザーに伝えて上げる感じです。
できるなら、それを動画解説できればなおよいですよね。今はスマホがあれば誰でも動画をYouTubeにアップできるので、操作自体は難しくはないはず。
ちなみに、YouTubeは異常にSEOに強いので、その動画を記事に入れるだけでも検索結果に好影響を与えることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一応、例として記事の構成を図にしてみました。
ただ、これは、この通りの順番で作る必要は実はなくて、順番を入れ替えてもOKです。
むしろ、この構成もいろいろとテストしてみると面白かったりします。
少しでもレビュー記事の書き方のイメージができたらこの記事を作って良かったなと思います。
もし、参考になった!と思ったならメルマガやコメントで反応してもらえるとアホみたいに喜びますので、よろしくどうぞ。
最後に、レビュー記事で一番大切なことをお伝えしておきます。
確かに、レビュー記事のテクニックはありますが、やはり最後は本質に立ち返ることが大切です。
ぜひ、頑張ってくださいね!