アフィリエイトを勉強していくと、避けては通れないのがライバルチェック。
「ライバルが強ければ避けるべき、ライバルが弱ければガンガン行こうぜ!」と教わることは多くても、実際のところ、そのライバルが強いのか、弱いのかの判断がつかない方も多いと思います。
そこで、今回は誰でも簡単にできるライバルチェックのコツをご紹介しようと思います。
その前に、そもそもキーワード選定がニガテという方は、こちらをチェックしてみてください。
ライバルチェックで抑えるポイント
- 上位サイトに対象キーワードが全部含まれているか
- コンテンツの充実度
- 上位表示しているライバルのドメイン
- 一応被リンクも確認(おまけ程度)
僕は、ライバルサイトをチェックするときは、このような流れでやっています。
感覚的にやっている部分もあるので、文章でどれだけ伝えられるかわかりませんが、初心者の方にもわかりやすいように説明していきますね。
上位サイトに対象キーワードが全部含まれているか
上位サイトに対象キーワードが含まれているかを確認するときに、実際に検索してみるというのは当然なのですが、僕はこんなやり方をしています。
「allintitle:」を使う
検索窓に「allintitle:狙うキーワード」を入れると、特殊な検索ができます。
これをすると、キーワードがタイトルにすべて含まれているページのみが表示されるので、ライバルが一発でわかります。
例えば、「allintitle:腸内環境 サプリ アトピー」と検索すると完全一致のページは23件しかありませんでした。
ちなみに、「allintittle:」なしで検索してみるとこうなります。
普通に検索すると関連記事が329,000件もあるので、ライバルが強そうと思いがちですが、実は完全一致のキーワードで狙っているライバルが少ないことがわかりますよね。
それに、上位表示しているページタイトル内にキーワードが完全一致しているものも少ないです。
で、検索ボリュームをキーワードプランナーで調べてみるとこのような感じです。
月間検索ボリュームは10と出ました。
僕の場合、キーワードの検索ボリュームが10以上出ているものはキーワード候補としてストックしておきます。
それに、キーワードプランナーの精度にも若干問題があり、検索ボリュームが10でも実際に検索結果で1位を取ると月間300くらいのアクセスが来ることもあります。
なので、ツールで検索ボリュームが出てないからダメと判断するのではなく、少しでもボリュームのあるキーワードならドンドンページを作っていくべきだと思っています。
一応、理想値としては「allintittle:」で10件程度、キーワードプランナーで100~200程度の検索ボリュームのものが見つかったら速攻でページ作成に入ります。
ただ、これはあくまで理想値であって、そんなにポンポンと見つかるわけではありません。
なので、多少出たとこ勝負なところもありますね。
リシリコンブを使う
また、SEOの難易度を示してくれるこんなツールもあります。
リシリコンブを使うと、1~100までの数値でSEOの難易度を表してくれます。
表示された数字が大きいほど難易度が高いと判断し、数字が少ないほど難易度は低いと判断します。
難易度 | 説明 |
1~20 | 非常に簡単にキーワード |
21~30 | 簡単なキーワード |
31~40 | 普通のキーワード |
41~50 | やや難しいキーワード |
51~60 | 難しいキーワード |
60以上 | 非常に難しいキーワード |
このツールで40以上のものは、SEOに時間がかかるキーワードになるので、1つの指標として使ってみてください。
コンテンツの充実度をチェックする
次に、ライバルサイトのコンテンツを上から順番にチェックしていきます。
見るべきポイントは文字数ではなく、キーワードとコンテンツがマッチしているかどうかです。
たとえ、タイトルにキーワードが入っていても、そのキーワードに対する明確な回答が書いていないページが上位表示している場合は、そのライバルサイトは弱いと判断します。
上から順番に上位10サイトくらいを見て、「これなら自分の方がいい記事書けるな」と思えば、そこで勝負することはよくあります。
だから、あなた自身の力量をきちんと客観視することも大切です。
特に、最近はGoogleが被リンクよりもコンテンツを重視していることもあるので、読者を満足させるコンテンツを作れるように努力することは怠ってはいけません。
それに、文字数はそこまで気にする必要はないのですが、単純に文字数が少ないページが上位表示している場合は、それよりももっと詳しいページを作って上げれば勝てる可能性は高くなります。
ライバルサイトのドメインをチェックする
そして、次にライバルサイトのドメインをチェックします。
ドメインのチェックのポイントは、
- ドメイン年齢
- 個人の無料ブログが多いか
- 中古ドメインが多いか
- 大手サイトが多いか
などです。
ドメイン年齢のチェックにはツールを使います。
ライバルサイトのURLを入れて「Check」をクリックすると、ドメイン年齢を表示してくれます。
上位10サイトをツールにかけてみて、ドメイン年齢が1年未満のものが多い場合はライバルもまだ若いので、対抗する余地があると判断します。
逆に、ドメイン年齢が2~3年以上のものが多い場合は、若干躊躇します。
ただ、ドメイン年齢は高くても、上で言ったようにコンテンツが充実してない、自分の方がうまく書けると思う場合はその限りではないです。
また、上位表示しているサイトが無料ブログが多い場合はライバルが弱い、中古ドメインや大手サイトが多い場合はライバルが強めと判断します。
無料ブログがなぜ弱いかというと、アフィリエイターとして実力のある人は大抵独自ドメインでサイトを作っているからです。
無料ブログを使っている=初心者と思っても概ね問題ありません。
被リンクのチェック(おまけ程度)
そして、最後にライバルサイトに被リンクがどのくらいついているかをチェックします。
ただ、最近は被リンクの多さをそこまで気にすることはなくなりました。
理由は、今の検索エンジンのアルゴリズムが被リンクが多ければ評価するものではなく、コンテンツが充実している上で被リンクの質が高いものを重視するようになったからです。
なので、大事なのは上位表示しているコンテンツがどうかです。
極端な例で言うと、文字数が300文字しかなくて被リンクが大量についてるページは、その内順位が落ちてくるので、今のうちにコンテンツを詰め込んだページを作っておけばいずれ上位表示される可能性は高くなります。
ちなみに、自作自演の被リンクをやりまくるとこうなります。
売れるキーワードばかり選ばない
僕は、このような手順でライバルチェックを行っています。
また、これはライバルチェックというよりもキーワード選定の話になりますが、売れるキーワードばかり狙うんじゃなくて、売れないキーワードだけどアクセスが集まりそうなキーワードを選ぶことも大切です。
初心者の方は特に、売れるキーワードを探すことばかりに目がいき、アクセスを集めるという視野が狭い傾向にあります。
アフィリエイトで稼ぐためには、アクセスが集まるサイトを作らなければなりません。
でも、稼ぐことにばかり目がいってしまうと、どうしても売れるキーワードばかりを選んでしまいがちです。
売れるキーワードということは、ライバルも強くなる傾向にあるので、売れないけどアクセスが集まるキーワードで上位表示させてアクセスを集め、そこからマネタイズしていくことを考えたほうが戦いやすいですよね。
一見遠回りのようなやり方に聞こえるかもしれませんが、上位表示が難しいキーワードで不毛な戦いをするくらいなら、結果的にこの方が早く収益化できることもあります。
こうした考え方ができることも大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
結局のところ、記事を上位表示させるためにはライバルサイトよりも質の高いコンテンツを作れるかどうかにかかっています。
そのためには、ひたすらリサーチをしてコツコツと記事を書いていき、情報をまとめる能力を磨かなければなりません。
ライバルが弱いからといって、コンテンツ力の低いページで勝負しようとしてはいけないってことです。
ライバルチェックはアクセスが集まるサイトを作るためにとても大切な手段ですので、怠らないようにやっていきましょう。