アフィリエイトで稼ぎたいなら、「ブログを量産した方がいい」、「いや、1つのサイトに集中した方がいい」、「チャウチャウ!サイトアフィリはもう稼げないよ」のように、色々な意見がネットには落ちていると思います。
これからアフィリエイトで稼いでいきたいと考えている方にとっては、どれが本当の情報なんだ?と不安になることもあるのではないでしょうか?
確かに、アフィリエイトで100万円以上稼いでいる人は、複数サイトを所有していると思います。
でも、複数サイトを運営しているから稼げるわけではなく、アフィリをやっていく内に勝手にサイトが増えていったという表現の方が正しいのかなと思います。
ただ、アフィリエイトのやり方の中には複数サイトを運営したほうがいい場面もあります。
今回はそんな話。
正直、複数サイトでも1つのサイトでも稼げる
いきなり結論から話してしまいますが、サイトアフィリでは複数サイトを運営しても、1つのサイトをコツコツ運営していってもどちらでも稼げます。
これは、ただのやり方であり、相性の問題です。
サイトを量産するやり方が得意な人はたくさんのサイトを作り、リスク分散をしながらやっているという感じです。
一方、1つのサイトでアフィリエイトをしている人もいて、そういう人は1つのテーマ(ジャンル)についてコツコツと記事を積み重ねていき、1サイトで大量のアクセスを集めるというやり方をしているだけです。
正直、どっちでも稼げます。
繰り返しになりますが、これは戦略の話で、どちらかが正解という話ではないんですね。
だから、そこで議論するよりも、どっちが自分に合っているのかをまず見極めて、得意なやり方を突き詰めていくのが正解です。
複数サイトで稼ぐ戦略的な話をしてみる
では、複数サイトを運営して戦略的に稼ぐ方法をご紹介してみたいと思います。
やることはだいたい
- 割りと狭めのジャンル選定
- メインキーワード選定
- コンテンツ設計
- 記事を投下
- サイト群の構築
ざっくりとこんな感じです。
割りと狭めのジャンル選定
複数サイトで稼ぐやり方をする場合、僕はあまりジャンルが広くなりすぎないように注意しています。
なぜなら、あまり手広いジャンルのサイトを作ってしまうと、そのサイトを作り込むことで手一杯になるからです。
なので、複数サイトで稼ぐやり方をする場合には、僕は特化サイトを作ることが多いです。
まあ、商品名とか成分名とかジャンル名の特化サイトという感じです。
メインキーワード選定
そして、まずはどんなキーワードで上位表示させるサイトにするかということを決めていきます。
このメインキーワードで上位表示させるためキーワード選定をしなければなりません。
まあ、例えば「酵母ダイエット」というジャンルを攻めるのであればこんなタイトルにするとかですね。
コンテンツ設計
そして、次にコンテンツ設計の全体像をだいたい決めておきましょう。
ここで決めるのは、どのようなサイトにするかですね。
例えば、ランキングサイトにするのか、口コミサイトにするのか、単純にブログ形式にするのかなどです。
ここで、またどれが一番いいのか?という疑問も生まれるかもしれませんが、これもやり方次第ではどの形式のサイトでも稼げると思います。
また、だいたい何記事くらい入れるか、個別記事にはどんなコンテンツを入れるかもこの時点である程度まとめておくと良いでしょう。
僕の場合、複数サイトを構築する場合は1サイト50記事未満で作ることが多いです。
あまり記事数が増えるなら1つのサイトを作り込んだほうが良いと思うからです。
記事を投下
サイトの設計がある程度出来たら、記事をどんどん書いていきましょう。
この記事の質次第で、あなたのサイトが上位表示するかしないかが決まるので、日記のようなダラダラとした文章を書くのではなく、きちんと情報発信をする意識が大切です。
アフィリエイトサイトで稼ぐには「ユーザーの行動を助けるためのコンテンツ」が必須です。
なんとなく、キーワードを決めて、なんとなく記事を書くだけではだめです。
検索エンジンを使う人は、何を考えて検索エンジンを使っているのか?をよく考えてそのユーザーが求めている情報を記事として投下していきます。
サイトを作る目的はなんなのか?をよく考えることが大切です。
サイト群の構築
そして、メインキーワードで狙うサイトをある程度作ったら、今度はいよいよ複数サイトを構築していきます。
ここで、複数サイトを作っていくのですが、闇雲に適当なジャンルを攻めるのではなく、戦略的に攻めるならメインキーワードに近いキーワードを狙うのがおすすめです。
例えば、メインキーワードが「酵母ダイエット」ならサブサイトは「酵素ドリンク」に関するサイトを作るとかですね。
もしくは、何か酵母ダイエットに関する商品に特化したサイトでもいいと思います。
とにかく、酵母ダイエットと親しいジャンルやキーワードのサイトを横展開していくわけです。
そうすることで、ダイエットの中でも「酵母ダイエット」に関するサイト群が出来上がっていきますよね。
それらをリンクさせあうことで、より強固なサイト群が出来上がりますし、ユーザーにとってもわかりやすいサイトが出来上がりますよね。
複数サイトを作るメリットはドメインが分けれること?
このように、複数サイトを作る場合にはできるだけジャンルやテーマが親しいものにするのがおすすめです。
初心者さんの中には、「ダイエットサプリ」のサイトと並行して「不動産一括見積もり」のサイトを作りたいなど、まったくジャンルが違うサイトを同時に運営しようとしている人もいるかもしれません。
でも、それをしてしまうとかなり効率が悪いです。
なぜなら、記事を書く毎に頭の切り替えをしなければならないからです。
さっきまでダイエットサプリの記事を書いていたのに、次に不動産に関する記事を書こうとすると、一回頭の中をリセットしなければならないですよね。
それに、まったく違うジャンルのリサーチを始めなければならないので、情報が錯綜してしまい頭の中がこんがらがってしまいます。
しかし、同じジャンルでキーワードをずらしたサイト構築なら1つのリサーチでサイトを複数展開できるので頭の切り替えも楽です。
また、そのジャンルを極めてしまえばかなりサイト構築のスピードも早くなります。
ただ、ここでこんな疑問も生まれるかもしれません。
そうなんです。
だから、冒頭でも言ったようにどっちでも稼げるんです。
ただ、ドメインを分けることのメリットはあります。
ドメインを分けて複数の同ジャンルのサイト群が出来上がれば、それらをリンクさせ合うと被リンクの効果でサイト群がパワーアップすることが考えられます。
被リンクがなんとなくSEOに効果があるという風に感じている人もいるかもしれませんが、意味のない被リンクは無意味だし、逆効果です。
例えば、ダイエットサプリのサイトから不動産一括査定のサイトへの被リンクは無意味ですよね。
でも、酵母ダイエットに興味がある人は、酵素ドリンクにも興味がある可能性が高いです。
だから、酵母ダイエットも良いけど酵素ドリンクもおすすめだよ的な感じでリンクを送ってあげることはユーザーにとってはありがたいことですよね。
なぜなら、情報をまたイチから探す必要がなくなるからです。
ただ、リンクSEOは過剰にやりすぎてしまうとペナルティのリスクもあるので気をつけましょう。
ちなみに、複数サイトを運営するならサーバー(IP)は分散した方が無難です。
まとめ
と、まあ複数サイトを作る意味はこんな感じだと僕は思っています。
もちろん、まったく違うジャンルのサイトを複数同時に運営するやり方もできると思いますが、割りと器用な人しか出来ないのではないかと思います。
僕自身、以前育毛関係のサイトと美容機器のサイトを同時に運営したことがありますが、やっぱり片方のリサーチが不十分になったりしたので、効率的には悪いのかなと思いました。
また、1個のサイトをしっかりと作り込んでも稼げると思います。
その場合は、ロングテールキーワードをしっかりとリサーチしてサイト全体にブレが出ないように設計していくことが大切です。
複数サイトを運営するメリットは、小~中規模サイトを横展開出来るので、リスク分散も出来るし、サイトの数が増えるほどスキルアップもできると思います。
ただ、何度も言いますが、複数サイトを作れば稼げるとかそんな単純な話ではないってことです。
1個のサイトを作り込んでも稼げるし、たくさんのサイトを横展開しても稼げます。
つまり、やり方は1つではないってことです。
大事なことは、自分の得意なやり方を見つけてそれを極めていくことだと思います。